すべての昆虫が長い鼻を持っているわけではありませんが、すべて非常に鋭い嗅覚を持っています。昆虫の頭には一対のアンテナがあり、それが鼻の役割を果たしていることがわかりました。触手は嗅覚器官で覆われています。ミツバチの触覚を顕微鏡で観察すると、1本のアンテナに4千から3万個の嗅覚器官があり、ハエにも約3600個の嗅覚器官があります。各嗅覚器官には、脳神経に直接つながる神経終末があります。嗅覚がにおいを感知すると、その情報はすぐに脳に送られ、昆虫は匂いの方向に飛ぶように指示されます。昆虫は触角にある嗅覚器官に加えて、下唇や下顎のヒゲにも嗅覚器官があり、遠くの匂いを嗅ぐこともできます。