たとえば、酢酸の解離方程式は次のとおりです。
$$ \ ce {ch3cooh <=> h + + ch3coo-} $$
この方程式は、酢酸が水素イオン(H+)および酢酸イオン(CH3COO-)に解離できることを示しています。ただし、反応は逆方向に進行することもあります。そこでは、水素イオンと酢酸イオンが再結合して酢酸を形成します。
二重矢印は、反応物と生成物の濃度が絶えず変化しており、システムが動的平衡状態にあることを示しています。平衡定数によって決定される平衡の位置は、酸が解離する程度を決定します。