均一な混合物は、混合物全体にコンポーネントが均等に分布し、組成が均一である混合物です。一方、不均一な混合物は、コンポーネントが均等に分布しておらず、組成物が混合物の一部から別の部分に変化する混合物です。
塩化カリウムと水の場合、塩化カリウムは水に溶けて溶液を形成する固体です。溶質粒子(カリウムおよび塩化物イオン)は、溶媒(水)全体に均等に分布しており、分子レベルで均一な混合物を形成します。ただし、混合物全体を観察すると、液相(溶液)と固相(塩化されていないカリウム)の2つの異なる相があることがわかります。したがって、塩化カリウムと水は、巨視的レベルの不均一な混合物です。