カチオン加水分解:
* 何が起こるか: 陽イオン(正に帯電したイオン)は水分子(H₂O)と反応し、水酸化物イオン(OH⁻)を受け入れて弱い塩基を形成します。この反応により、h⁺イオンの濃度が増加し、溶液が酸性になります。
* 例:
* al³⁺: al³⁺ +h₂o→al(oh)²⁺ +h⁺
* fe³⁺: fe³⁺ +h₂o→fe(oh)²⁺ +h⁺
* nh₄⁺: nh₄⁺ +h₂o→nh₃ +h₃o⁺(ここでは、nh₃が弱い底部として機能する)
* 条件: 弱い塩基から形成された陽イオンは加水分解を受けますが、強い塩基(NaOHのような)から形成されたカチオンはそうではありません。
アニオン加水分解:
* 何が起こるか: 陰イオン(負に帯電したイオン)は水分子と反応し、プロトン(H⁺)を寄付して弱酸を形成します。この反応により、OH-イオンの濃度が増加し、溶液が基本的になります。
* 例:
* co₃²⁻: co₃²⁻ +h₂o→hco₃⁻ +oh⁻
* cn⁻: cn⁻ +h₂o→hcn +oh⁻(hcnは弱酸です)
* s²⁻: s²⁻ +h₂o→hs⁻ +oh⁻
* 条件: 弱酸から形成された陰イオンは加水分解を受けますが、強酸(HClのような)から形成された陰イオンはそうではありません。
重要な違い:
* 酸性度/塩基性: 陽イオン加水分解は酸性溶液につながり、アニオン加水分解は基本的な溶液につながります。
* 陽子移動方向: 陽イオンは水から水酸化物イオン(OH⁻)を受け入れ、アニオンは陽子(H⁺)を水に寄付します。
* イオンの種類: 弱い酸からのカチオンは加水分解しますが、弱酸からの陰イオンは加水分解します。
要約:
加水分解は、本質的にイオンと水分子の間の反応であり、弱酸または塩基の形成をもたらします。溶液が酸性になるか塩基性になるかは、陽イオンか陰イオンが加水分解しているかに依存します。
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