nh₄cl(aq) + koh(aq)→kcl(aq) +nh₃(g) +h₂o(l)
これが反応の内訳です:
* 反応物:
* 塩化アンモニウム(nh₄cl) :水に溶解してアンモニウムイオン(NH₄⁺)と塩化物イオン(Cl⁻)を形成する白い結晶塩。
* 水酸化カリウム(KOH) :水に溶解してカリウムイオン(k⁺)と水酸化物イオン(OH⁻)を形成する強力な塩基。
* 製品:
* 塩化カリウム(KCl) :カリウムイオンと塩化物イオンの組み合わせによって形成された可溶性塩。
* アンモニア(nh₃) :特徴的な刺激臭を持つ無色のガス。それは、アンモニウムイオンと水酸化物イオンとの反応によって生成されます。
* 水(h₂o) :水酸化物イオンと水素イオン(アンモニウムイオンから)の反応によって形成される液体。
反応は、酸塩基中和反応です。 アンモニウムイオン(nh₄⁺)は酸として作用し、塩基として作用する水酸化カリウムからの水酸化物イオン(oh⁻)にプロトン(h⁺)を寄付します。これにより、アンモニアと水が形成されます。カリウムイオンと塩化物イオンは、観客イオンとして溶液中に残っています。