顔の眉毛やまつげは見た目以外の機能はないと思っている人が多いです。そのため、美容のために元の黒い眉毛を抜いて、アイブロウペンシルでカーブした「眉毛」を描き、長いマツエクを付けることが多いのですが、実はこれは健康によくありません。
なぜそう言うのか? 眉毛やまつげは顔の飾りではないので、それぞれ独自の機能を持っています。
人の眉毛は数百本しかありませんが、侮ってはいけません。眉毛の役割は目を保護することで、額からの汗や雨をダムのように遮り、落ちてくる砂塵を防風林のように受け止め、これらが直接目に入るのを防ぎます。
人間のまつげは、美容のためだけのものではなく、目の上下にあり、開閉自在な2枚のカーテンのようにデリケートな目もとを守っています。まつげの最大の役割は、目の上を塞ぎ、過度に強い光を避け、ほこりが目に入らないようにすることです。
美しさのために眉毛を抜くと、目を保護するためのバリアが失われるだけでなく、他の危険ももたらされます。
眉毛がなくなると、頭のてっぺんや額からの汗や雨、ホコリなどが目に入りやすくなり、目の炎症や充血、むくみなどの原因となり、勉強や仕事に支障をきたします。また、眉毛を抜いた後は、眉毛の局所組織が逆に刺激され、毛包が開き、細菌が侵入するきっかけとなり、局所の蜂窩織炎を引き起こす可能性があります。