アルカリ金属は周期表のグループ1要素であり、+1の価数を持っています。つまり、電子を寄付して独占陽イオン(X +)を形成する傾向があります。一方、窒素は周期表のグループ15の要素であり、価数は-3です。つまり、負の三アニオン(N3-)を形成するために3つの電子を受け取る傾向があります。
イオン化合物を形成するには、アルカリの金属によって失われた電子の数は、窒素原子によって受け取った電子の数に等しくなければなりません。したがって、アルカリX金属と窒素を含むイオン化合物を形成するには、各N原子に3つのX原子が必要になり、X3N式が生じます。