* マグネシウム 2つの価電子(最も外側のシェルに電子)があります。これらの電子を失い、外側のシェルに安定したオクテット(8電子)を実現したいと考えています。
* 窒素 5つの価電子があります。安定したオクテットを実現するために3つの電子を獲得したいと考えています。
マグネシウムと窒素が反応すると、マグネシウムは2つの原子価電子を失い、正の帯電イオン(mg²⁺)になります。窒素は3つのマグネシウム原子から3つの電子を獲得し、負に帯電したイオン(n³⁻)になります。
これらの反対に帯電したイオンは互いに静電的に引き付け、イオン結合を形成します 。得られた化合物は、窒化マグネシウム(mg₃n₂)になります。