CH3CO2- + H2O⇌CH3COOH + OH-
この反応の平衡定数は、酢酸の酸解離定数(KA)と呼ばれます。 KA値が小さければ小さいほど、酸が強くなります。酢酸のKa値は1.8×10^-5であるため、酢酸は弱酸です。
酢酸イオンは弱酸の共役底であるため、弱い塩基です。これは、酢酸イオンが水からプロトンを受け入れて酢酸と水酸化物イオンを形成できることを意味します。反応は次のように表現できます。
CH3CO2- + H2O⇌CH3COOH + OH-
この反応の平衡定数は、酢酸イオンの塩基解離定数(KB)と呼ばれます。酢酸イオンのKB値は5.6×10^-10です。これは、酢酸イオンが弱い塩基であることを意味します。
要約すると、酢酸イオンは、水からプロトンを受け入れて酢酸と水酸化物イオンを形成できるため、弱い塩基です。