たとえば、酸化銅が塩酸(HCl)と反応すると、次の反応が発生します。
cuo(s) + 2hcl(aq)→cucl2(aq) + h2o(l)
この反応では、酸化銅は塩酸酸と反応して塩化銅(CUCL2)と水(H2O)を形成します。塩化銅は水溶液に溶解し、青緑色の色の溶液を形成します。
同様に、酸化銅が硫酸(H2SO4)と反応すると、次の反応が発生します。
cuo(s) + h2So4(aq)→cuso4(aq) + h2o(l)
この反応では、酸化銅は硫酸酸と反応して硫酸銅(CUSO4)と水を形成します。硫酸銅は水溶液に溶解し、青色の溶液を形成します。
酸化銅と酸の間の反応は、酸と塩基が反応して塩と水を形成する中和反応の古典的な例です。この場合、酸化銅は塩基として機能し、酸と反応して銅の塩と水を形成します。